← 仕入れコラム一覧へ
2026/07/30出品登録講座

電卓、まだ使っていますか
出品登録講座 第3回

仕入れ値から売価を出すとき、1件ずつ電卓を叩いていませんか。20商品なら20回。色違いがあれば、もっとです。
表計算を使うと、電卓は1回も使いません。今回がこの講座でいちばん効果が大きいところです。

PCが苦手な方は、かんたんな方法もあります

表計算とは、これです

マスがたくさん並んでいる、あれです。Googleスプレッドシートなら、ブラウザだけで開けます。無料です。

マスには、名前がついています

上に A・B・C、左に 1・2・3 と番号がふってあります。左から2番目、上から2番目のマスは「B2」という名前です。

マスをクリックすると、名前が画面の左上に出ます。まずこれを見てみてください。

「=」から書くと、計算してくれます

まず、ウォンの単価を円にしておきます。これも同じやり方で =B2*0.1 と書いて引っぱるだけです。₩10,000なら¥1,000になります。

その円の原価が B2 のマスに入っているとします。隣のマスをクリックして、こう書きます。

=B2*2

*× のことです。Enterを押すと、答えが出ます。B2の2倍の数字です。

ここが、いちばん驚くところです

答えが出たマスをクリックしてください。マスの右下に、小さい四角が出ています。

そこにマウスを乗せると、矢印が「+」の形に変わります。

その「+」を、そのまま下に引っぱってください。

式を下に引っぱると全部計算される

引っぱったところ全部に、同じ計算式が入ります。

1件目が2倍なら、2件目も、3件目も、100件目も、全部2倍で計算されています。引っぱるだけです。1回も電卓を使っていません。

安い商品と高い商品で、掛ける数を変えたいとき

安い商品と高い商品に同じ数を掛けると、安いほうが安すぎたり、高いほうが高くなりすぎたりします。

そこで、安い順に並べ替えます。

原価が入っている列の、上の文字(B)をクリックします。そのあと、上のメニューの「データ」→「並べ替え」を押します。

これで、安い商品が上に集まりました。

上のほうにいる「₩10,000以下だったもの」には、さっきと同じように =B2*2 を引っぱります。下にいる高い商品には、=B2*1.9 と書いて引っぱります。数字を変えるだけです。

これで、全部の価格が出ました。

出た数字が「2,134円」のようになって気持ちが悪いときは、10円単位に揃える書き方もあります。式が少し長くなるので、ここでは「揃えられる」ということだけ覚えておいてください。

この回だけは、商品が増えても時間が変わりません

ここが表計算のいいところです。20商品でも100商品でも、かかる時間はほぼ同じです。式を引っぱる距離が伸びるだけだからです。

逆に言うと、時間が増えていくのは価格以外の部分ということになります。次の第4回がそこです。

LINEで相談